早期決算で経営の意思決定に貢献。攻めの経理は事業の成長に直結する。

株式会社マクアケ様は「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の運営を主軸として事業を展開されています。直近のGMV(※1)は前年同期比で約1.5倍成長という伸びをみせ、今後も大幅な成長が見込まれています。

サービスの急拡大を支える財務経理チームがなぜsweeepを導入しどこに効果を感じたのか、経営管理本部マネージャーの松津亮佑様と西野哲矢様にsweeep株式会社代表の村山がお話をお伺いしました。

■ サマリー

<背景・課題・狙い>
・サービスの急成長により、社員の業務量が増え請求書の処理に以前よりも時間がかかるようになった
・2営業日の締めという早期決算の維持のため、正確性とスピードの両方を追求可能なツールの導入が必要だった
・今まで以上に生産性の高い仕事に時間をかけ、事業の成長にさらに貢献していきたい 

<sweeep導入効果>
・各部門からの請求書の提出フローが簡素化され、現場の作業量が5分の1に圧縮された
・フローの一元化により、繁忙期の財務経理チームの作業時間が月約50時間削減された
・余裕を持って早期決算に備えることができるようになった
・以前よりも価値のある仕事に時間を使うことができるようになった

 

時代の最先端を応援購入できる「Makuake」というサービス

左:経営管理部本部 西野哲矢様 右:経営管理本部マネージャー 松津亮佑様
(感染予防のためパーティションを設置し、撮影時のみマスクを外しています)

 村山 毅(以下、村山) まずは御社の事業内容から教えて下さい。

経営管理本部マネージャー 松津亮佑様 (以下、松津様) 株式会社マクアケは、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げています。そのビジョンを実現するため、2013年にリリースしたのが「Makuake」です。これは、まだ世の中にないモノやサービスを広げていく、アタラシイものや体験の応援購入サービスです。

サービス内容からクラウドファンディングと同一視されることが多いのですが、こことは一線を画しています。「Makuake」の特徴は作り手であるプロジェクト実行者が自身の想いやものづくりの背景、商品へのこだわりを伝え、そこに共感し応援の気持ちを込めて購入者(サポーター)が買う、新しい消費体験であるということです。

このサービスを支えているのは、続々と誕生するプロジェクトです。これまでに約1万7千件のプロジェクトが「Makuake」から生まれ、最近では毎月平均700件ぐらいが新しいプロジェクトとして始まっています。

われわれは、プロジェクトの実行者に対してプロジェクト紹介ページの作成をサポートするだけでなく、今までの数多く創出してきた案件のノウハウや広告の知識を活用し、プロジェクトの魅力をページ上に表現することで成功の手助けをさせていただいています。また、購入者であるサポーターに対しては、ユーザビリティの向上やプロジェクト審査体制の強化などを行い、日々応援購入体験の向上に努めています。こういった手厚い取り組みが功を奏し、ここ数年サービスは活況を呈しています。

2営業日という早期決算。事業が拡大しても、このスピード感を保ち続ける。

村山 テレビCMの放映などで「Makuake」を以前よりも目にする機会が増えたように感じます。注目を浴び、認知度も高まっていますよね。急速な成長を続けるなか、どこに課題を感じてsweeepの導入に至ったのですか。

松津様 はい。おかげさまでマクアケは上場前から急成長を続けています。コロナによる外部環境の変化もあり2020年9月期はGMV(※2)が前期比で約2.7倍という急速な伸びを記録しました。2021年9月期においても大幅増収の業績を見込んでいます。

プラットフォームとしての力が蓄えられ、成長のペースは加速を続けています。ただ、それに比例して増えるのが、社員の業務量です。請求書の処理に以前よりも時間がかかるようになり、社員の業務時間を圧迫しつつありました。

実は、弊社は他社と比べてもかなり早いスケジュールで決算の報告をしています。毎月、第2営業日に締め、第3営業日に経営陣に報告をしています。これは上場前から取り組んでいることで、上場後も変わらずこのペースです。これはひとえに、経営の意思決定のスピードを出来るだけ早くしたいという一心からです。 ここが経理の役割としての最重要ポイントと捉えているので、どれだけ事業が拡大し業務量が増えたからといっても、スピードを緩めることは絶対にしたくありませんでした

そのため、決算に直結する業務である請求書の処理を人の手を介さずに正確かつよりスピーディーに処理できるツールを探していました。sweeepというサービスを知ったのは、個人で参加している経理系のコミュニティで「sweeepというサービス良さそうだよね」という投稿を見たからです。

その後、自分でも詳しく調べ、同様のサービスとの比較検討を進めました。

村山 投稿がきっかけだったんですか!ぜひその投稿者の方に何かお礼をしたいですね(笑)。それにしても、sweeep導入前からすでに2営業日の締めが達成できているのは驚きです。早期決算がすでに実行できているのにも関わらず、依然として課題を感じ改革を進めようとしたんですね。

松津様 法的な側面からいうと、月次決算の場合はいつまでに報告しなければならないという義務はありませんよね。それでもこのスピードを保ちたいのは財務経理チームが事業を促進するための組織であり、その責務を果たす大きな要素として「決算の早期化」があると考えているからです。

 チームのミッションは「価値のある数字を創る」。経理のポジティブな行動がサービスの成長に直結している。

村山 素晴らしいですね。経理の仕事は毎月締め切りがあるので、どちらかというと守りの姿勢に入ってしまいがちです。一体どうしたら、御社のように経理業務につくチームが主導権をもってポジティブに行動することができるのでしょう?

松津様 弊社では財務経理チームのチームミッションを「価値のある数字を創る」に定めています。ここで言う価値とは、スピードや正確性はもちろんのこと、数字の分析方法や見せ方にも付加することもできます。

いかに事業の成長にコミットする数字を出せるのか、そこを追い求めるのが財務経理チームとしての使命だと考えています。ですから、あらゆる手段を検討し、最善の方法を探し続けるようにしています。

村山 うなずくことばかりです。私がsweeepを開発した理由もまさにそこにありました。経理部が「過去の数字ではなく、未来の数字を創る」ための組織になれるよう、集計部分をAIに任せられるツールを作りたいと思ったのが始まりです。だからこそ、御社にsweeepを選んでいただいたのは、本当に嬉しいですね。

機能・OCRの高精度とスピード・UI。3つの側面からsweeepは高評価。

村山 共感するところが多く、熱い思いで胸がいっぱいになりました・・・。さて、sweeepの導入の決め手は何だったのでしょうか。

経営管理部 西野様 ツールを選定する基準は3つの軸から行いました。1つ目は機能面です我々の課題を解消できる十分な機能があるかどうか、ということですね。具体的には、承認機能があること、金額や口座情報などの請求書の内容を読み取れるかということ、また会社ごとに支払金額が月次で見れるかどうかなどです。この点に関して、sweeepの機能は申し分ないものであるとわかりました。

2つ目がOCRの読み取りの速さです。ここは各社ツールで違いがはっきりと分かれていました。正確だけど遅い、速いけど正確でない、のように精度とスピードにバラツキが見えるなか、sweeepはたった数秒というスピードで、最も正確に多くの請求書を処理できていました。

3つ目が使いやすいUI(ユーザーインターフェース)であるかどうかです毎日使うものなので、ここが現場としては一番重要であると考えていました。トライアル中は、利用するシーンを想像しながらじっくりと検討しました。

情報や機能がわかりやすく配置されているか、使用頻度が高いメニューに素早くアクセスできるかどうか、そして何よりそのツールを使った時に気持ちよく使えるかどうかという直感も大事にしました。この点においても、sweeepの使いやすさは一歩先を行っていましたね。

村山 ありがとうございます。挙げていただいた3つの点、全て両立させたいと思って開発しています。正確性とスピードはトレードオフの部分があり各社で違いが出るのは納得です。技術的に難しい部分でもあるのですが、これが両立できていないとツールを入れる意味がありませんよね。

今回評価をして頂きましたが、現状に満足せずさらにその上を目指していきます。実際に利用していて、精度について困ったことはありませんか?

西野様 そこは全く問題を感じていません。ほとんど意識しないほどですが、あえて率で言うと1%ぐらいの歩留まりではないでしょうか。100枚読み取りをして、そのうちの1枚が読み取れないというイメージです。ここまで正確に読み取れていると、人は確認するところから作業に入れます。次の作業へとスピーディーに移ることができますね。自分の前工程に別の入力者がいるような感覚で仕事できるのでかなり余裕ができました。

請求書の提出フローがシンプルに。マニュアルはたった1枚のスライドで。

村山 sweeepの導入作業、また導入後はいかがでしょうか。大変だったこと、工夫したことはありますか?

西野様 導入時の初回登録作業には時間がかかりましたね。最初に登録させないと次に読み取りしたときに自動化されないので、不可欠な作業であると認識しつつも仕訳を1枚1枚入力する作業は大変でした。単発で来る請求書や数ヶ月ごとに来る請求書もあるので、これらを合わせてほぼ全部の登録が終わったと感じるまで2ヶ月ほど要しました。

他には、導入後社員に定着させるのにも多少の工数が必要でした。本来の使い方と少し用途が異なるかもしれませんが、弊社の場合はsweeepの「請求書回収メニュー」を取引先ではなく社員が使用するようにしています。請求書を受け取った社員が特定のURLにアップロードすることでsweeepに取り込まれるという方法です。

そのため、全社員向けのミーティングでsweeepの導入とそれに伴い変更した請求書の提出フローについて説明しました。運用が始まっても今まで通りの方法で提出してくる社員もいたので、その都度財務経理チームの対応が発生しましたが、「今度からここのURLに請求書を送ってね」という簡単な説明だけで済むのは助かりました。

詳細なマニュアルを作る必要もないので、この分かりやすさは継続的な運用を考えると重要ですね。導入にかかる全体の工数としては想定内でした。経理で使っている他のツールと比べても特別負担が大きいことはなかったですね。

村山 実を言うと、初期学習はCSVの一括アップロードだけで終えられる機能が開発されました。(※3)当時はこの機能がなかったので手作業が発生してしまいご不便をおかけしました。

回収メニューに関しては、御社のような使い方をされているお客様もいらっしゃるので、より有益な機能をご提供できないか検討をしています。アップロードした時点で取引先ごとに振り分けられれば、「いつも来るこの取引先からの請求書が今月は来てないな」というチェックが可能になります。

sweeepの導入効果、現場の作業量は5分の1に・経理の作業量は月50時間の削減。 

村山 各部門で請求書を受け取り、sweeepにアップロードした後はどのような順序で進めていますか?

西野様 現場で承認されたデータが経理に回ってくるので、仕訳の確認後債務計上を確定し、弊社が使用している会計ソフトにCSV連携をさせます。第2営業日までに締め、月次の報告書の作成を行い第3営業日までに経営陣に報告を行います。そして、月次決算が終わったらsweeepが読み取った口座情報を確認しFBデータを出力するという流れです。

村山 sweeepを導入して具体的な効果は出ましたか?

西野様 各部門の請求書の提出作業は随分と楽になり、従来に比べ5分の1ほどの作業量に減りました。それを処理する経理側の作業も月に約50時間は削減できたと思います。

今まで色んなところから来ていた請求書を一元化できたのが本当に大きいですね。経理にとって、一番忙しいのが月初。この時期に作業が減るのは何よりもありがたいんです。心理的な負担も減って、実際の削減時間以上の効果を感じています。タイトなスケジュールに余裕もって取り組むことができるようになり、以前よりもより生産性の高い仕事へと時間を使うことができています。

村山 大きな削減効果を生み出すことができ、光栄です!では、今後sweeepに期待することはありますか?

西野様 今の機能で十分なのですが、欲を言えば請求書の処理が発生する前の稟議段階から取引先の情報が入れられるといいですね。いくつかのツールに分かれていると目線を動かす時間がもったいないので、一気通貫でsweeep内のワークフローで完了できるとさらに効率化が進みそうです。その他は、サポートもすぐに対応して頂けますし、使い勝手にも大変満足しています。

事業成長を加速させるバックオフィスとして、これからも価値を生み出す存在でありたい

村山 今後御社が財務経理チームとして目指している姿について教えて下さい。

松津様 チームミッションの「価値のある数字を創る」を今後も突き詰めていくことです。手作業や非効率な業務は出来るだけ削減し、定型的な処理はsweeepのようなスマートなツールに置き換えていきたいですね。マクアケは日々拡大を続けています。その成長に寄与するため、効率的な仕組みを作っていきたいと思います。

「Makuake」という応援購入サービスには、経理が事業の枠組みの中に入っているんです。財務経理チームの成長は事業の成長に繋げることができます。これは、財務経理チームのメンバーの一人ひとりがすでに意識しています。事業成長を加速させるバックオフィスとしての誇りを持ち、今後もますます価値のある数字を生み出すチームとして進歩していきたいですね。

村山 全面的に同意いたします。われわれが目指す姿も同じなので、今後もお力になれるよう尽くしてまいります。本日はありがとうございました!

※1:2021年9月期3Qまでの累計のGMV

※2:2020年9月期通期の累計のGMV

※3:学習データインポート機能により、初期学習がワンアクションで可能になりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000040079.html

 
 

導入効果まとめ

Company Profile

株式会社マクアケ

東京都渋谷区渋谷2-16-1 Daiwa渋谷宮益坂ビル 10F

https://www.makuake.co.jp/

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